さらに『食べ物の基本は「プラントベースのホールフード」』ということもお伝えしました。
「プラントベースのホールフード」
つまり、植物性食品中心で、人工的に加工されていない自然丸ごとの食べ物です。
それは、新鮮な果物、野菜、精製されていない穀物、イモ類、豆類、スプラウト(豆や種子類、穀類を発芽させたもの)などです。
木の実や種子類、アボカドなどは果物に分類され、海藻やキノコ類などは野菜に入ります。
口に入るまでに、工場で加工されたり、多くの手がかけられたりして、形が変われば変わるほど「ナチュラルハイジーン」の食事の基本から遠ざかっているんです。
ですから、調味料類は基本的にナチュラルハイジーンの基本原則からは外れています。
サプリメントだって同じこと(一部に例外はありますけど)。
そして、食事の75〜80%を生きたもの、つまり生のものにしましょう。
これを基本に、できることから少しずつ見直してみましょう。
コリン・キャンベル博士は、中国での調査(チャイナスタディ)などによって、
心臓病、肥満、糖尿病、各種のガン、自己免疫性疾患(リウマチなど)、骨粗鬆症、腎臓結石、白内障、アルツハイマー病、認知症などのおもな原因は「動物性食品(肉・卵・牛乳)」および「精製加工食品」を中心とする食事にあり、したがってそれらの病気は「プラントベース(植物性食品中心)の、ホールフード(未精製、未加工の食べ物)で構成された食事」によって治すことができるし、予防できる
ということを発見しています。(『葬られた「第二のマクガバン報告」(上)』)




